読切
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3P初体験
俺がリーマン時代に体験した話です。
会社の残業が長引き、親父の店に顔を出したのが閉店時間近くだった。
俺が好みで親父と慕う店は上野の昭和通りから外れてるがバブルの頃は何時も大入り満員で、その日は珍しく客が一人だけカウンターに座っていて、見慣れない顔だが会社の重役タイプで親父と親しそうに向き合って話込んでいる。
「こっちへ来て飲みなよ」
と親父は社長の横の椅子を指さして言った。
後の話でお客の男は九州のM市で社長をしていて東京に出張で来ると親父の店に寄る事が分かった。暫く横で飲んだが社長は親父との話に夢中で俺には余り話し掛けて来ない。今夜は社長はどうするのかと思っていると、親父が俺に言った。
「今夜これから付き合えるかい」
こちらの世界が浅い俺は、今夜は何が起こるのか心配と興奮が頭の中で渦巻いていた。
店を閉め3人で向かったのは鶯谷のラブホテルだった。
親父は支配人のような男と親しそうに話している。頻繁にこのホテルを使用しているのだろうか、和室の部屋に入り、シャワーを浴び、3Pが始まっても、
何もかも初めてな俺は、社長と親父が堅く抱き合っているのを眺めている事しか出来なかったが、親父が俺を3Pに誘ったのは他人に覗いてもらわないと興奮しない変態では無いかと、俺は後、後に思う様になって行くのである。
12/11/29 15:42更新 / 毬栗

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